4月1日 桜の花のその下で
花曇り・・・花寒・・・花散らしの雨・・・・・と、
この季節は、美しい言葉が多いけれど、
どれもいまいちマイナス思考。
なぜかと思えば、桜がこの不安定な時期に咲くからなのだ。
今年の桜も、ちょっとフライング気味に咲いたから、
花散らしの大雨と、この冬に逆戻りかのような花寒と、
果ては花散らしすぎの大風に立ち向かう羽目になっている。
それでも桜大好き国民は、雨だろうと風だろうと花見に出掛けるのである。
あっという間に散ってしまうその切なさにある意味酔いながら。
桜の美しさに感動を求めに・・
・・・と、言ってはみたものの、やっぱり本物の酔いは欠かせない。
折りも折り、年度末だし。
ちまたの夜はは行く人来る人で、大宴会状態だ。
美しい桜は、それぞれの春に輝きを与えている。
桜の花って、こんな太い幹から直に咲けるところがタフである。
今日は2人で墓参りに行ってきた。
明日が一昨年亡くなった父の命日だから。
「お~い、父よ、すぐに母を連れてくこたぁないだろ」
墓参りに来て、文句を言うか・・私。
亡くなってからも、母を大切にする娘である。
墓石にひとひら花びらが舞い落ちた。
by keshi-gomu | 2008-04-01 20:36 | 今日のデキゴト