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2月3日 TBS『とんび』を結局見てしまった

NHKの『とんび』があまりに素晴らしかったので、TBSの『とんび』は見ないと決めた。

NHK『とんび』で泣くだけ泣いたもの・・・

同じ題材をドラマ化となると絶対に比べたくなるものね。

堤真一のヤスがありえないほどよかったのにさ。

だから絶対に見ないと決めたはずなのに、結局見てしまった。

あれから数週間も経っていないのに。

第2話から保育園時代のお話となると、第1話でおかしゃんの死まで放送してしまったんだね。
(第1話ここは見逃した・・だが、話は知ってる)

NHKの堤真一や小泉今日子・・・などのイメージを崩さないでおくれと、こわごわTBSを見たら・・・

時間が経ったせいか、なんだかTBSの内野聖陽や麻生祐未のとんびのイメージがもともとあったかのような世界を作り出していてスムーズに入り込んでしまったよ。

がらっぱち(表現が微妙に違うか)演技を堤真一が無理しているかな・・と思っていたが、内野聖陽のヤスは悲しさ優しさ包み込んでいていいねぇ。

『仁』の時の坂本龍馬では特有の内野聖陽節を見せてくれていたけど、役一人一人を作り上げる俳優なんだなぁと感心して見ている。

子役も上手なんだが、下手すりゃ子役の演技と対等に立ち振る舞う大人が多い中、内野聖陽は子役を受け止めるだけでなく子役の演技を引き出す力さえ持っている気がする。

ヤスになりきっているのだろうね。

やっぱり比べたくなるのは、あの海岸の背中の手のひらシーンだ。

和尚の神山繁の重々しさを柄本明で出せるのかなと思っていたが、どうしてどうして柄本明の存在の方が素敵に感じてしまった。

配役と言うか、チームなんだろうね。

神山繁の息子に古田新太だからあり得る。柄本明の息子が古田新太じゃ無理なんだ、やはり野村宏伸がいいのだ。

今回は何よりもかによりも、断然いいのが、旭=佐藤健の存在である。

佐藤健が父や母を思い出す手法で描かれている、この佐藤健の掌の中の思い出ドラマがとても素晴らしい。

大きくなった旭が皆の期待を裏切らないいい青年になっている。

佐藤健の演技が素晴らしいということじゃないか。

掌の過去を台無しにする下手な役者だっていそうなものだが・・・

佐藤健は出番は少ないながら全てと掌握してしっかりと『とんび』の素敵な主演俳優になっているのだ。

そうそう、ヤスが葛原(音尾琢真、NHKでは塚地武雅)のお嫁さんを「クズ嫁」って呼んでいたが面白かった。

そんな、ちょっと恥ずかしがり屋の憎まれ口が楽しい会話を展開させている。

優しさ悲しさを裏に秘めた親子の、周りの味方達との会話の暖かさをユーモラスに味わえる、いいドラマだと思えるよ。

しまった・・・絶対に見ないぞと言っておいて、もうすっかりTBSの『とんび』ファンか。
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by keshi-gomu | 2013-02-03 14:42 | 週刊テレビ批評