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1月20日 映画『レ・ミゼラブル』を観てきました

今日は日曜日です。
朝起きて、主人に言いました。
「今日の予定は?」
「特にないよ」
「映画でも観に行く?」
「今何やってるの?」
-----ははは、食いついてきたぞぉ~
「鈴木先生」
「何それ?」
「テレビであたったから映画にしたんじゃないの?」
-----スゴイ嘘。テレビの視聴率低かったものねぇ。
「どんな映画?」
「普通の先生の映画よ。普通の中学校の普通じゃないことが起る・・・」
「普通じゃないことって?」
「映画では、立てこもりとかが起るみたいね」
「そりゃ、普通の学校じゃなくて、荒れた学校だろっ」
「じゃぁ、レミゼラブル観る?」
「ああ無情ってやつ?」
「言うと思ったわ」
「面白そうよ、パンを盗んだ主人公が市長になっていく・・・」
「何とか先生より面白そうだな」
------よしっ、鈴木先生を前振りに出した甲斐あり。ノッタネ。
「じゃ、決まり、観に行こうね」

てなわけで『レ・ミゼラブル』を観に行ってきました。
チケットも購入してから・・喫茶店で・・・
「あ、言い忘れてた、このレ・ミゼラブルはミュージカルだからね」
「え~?そうなの?」
「最初からその一言を言ったら、メンドクサイって来そうもなかったからね。そこは省略させてもらいました」
------最近、そういう情報に目を通さなくなった罰だよ。^m^

いやぁ、観に行ってよかったですね。
パンを盗んで・・・と言うあの子供の時に読んだ『ああ無情』は途中でお話が終わりましたよね。
映画はそれよりず~と続くのですよ。
パンを盗んでつかまり、脱獄をして刑が重なり19年も刑務所にいた主人公が仮釈放される所から始まる。
自由の身になって途中協会で食べ物を与えられたが、その司教の銀食器を盗んでしまう。
また捕まりそうになる時、「食器は私が与えたもの」だと言う司教、その上、二本の銀の燭台を彼が幸せになるために・・と差し出す。その司教の慈悲の心に目が覚めるのだった。
8年後、工場主としてまた市長として成功した彼の前にあの刑務所で目を点けられていた警官に再会することとなる・・・・
・・・・と、これは序章か。
(内容は、観に行ってください)

実にいいとしか言いようがないけど、実にいい。
ヒュー・ジャックマンも ラッセル・クロウも。
あの、子供に勲章を与えたところがじ~んとしてしまった。
説明も、内容が大きすぎて書けないけれど、観てとても感動した映画であることは確かです。

そうそう、主人の様子。
結局、そうとうのめり込んで観ていましたよ。
「ミュージカルは疲れるんだよ」と言いながら・・・
「主題がイマイチだね」だと。
-------その割には目頭抑えていなかったか?
「主題は・・・王政に虐げられた貧しい人々の実情よ」σ(^_^)もイマイチの答えだなぁ。
「で、MIKAN、レ・ミゼラブルの原作者は誰だか言える?」
「そりゃ、勿論。ジャン・バルジャンでしょ」
1月20日 映画『レ・ミゼラブル』を観てきました_d0012611_22283389.jpg

「いい映画だったね」の意見は一致した二人だった。

by keshi-gomu | 2013-01-20 22:15 | 芸術シアター