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10月30日 NHK有働アナウンサーいじめ

niftyニュースに完全に有働アナウンサーいじめだろうと言う記事が載っていた。

*****NHK有働アナ「浮き足立つ」を誤用して神妙にお詫びした瞬間*****
有働由美子アナが司会を務めるNHKの情報番組『あさイチ』で、「日本語の誤用」という公共放送らしからぬ騒動が起きた。
  10月23日の放送では、窮屈なヒールを履いたりすることで足の人差し指や中指が靴底から浮いてしまう「浮き指」を特集した。番組では、この言葉にちなんで「浮き足立った話」を視聴者からファックスで募集したのだが、それが蛇足だった。
 「クライマックスシリーズで中日3連勝、中日ファンの私はまさに浮き足立っていました」とのファックスが届くなど、“ウキウキして落ち着かない”エピソードが次々と紹介されたのだが、視聴者からの1枚のファックスでスタジオの空気が凍りつく。BGMが突如無音になり、有働アナが神妙な面持ちで、こう告げた。
 「訂正がございまして……こんなご指摘を頂きました。『浮き足立つ、の正しい意味は恐れや不安を感じて逃げ腰になる、落ち着きがなくなるという意味なんですよ』……私のマイ辞書にも、そのように書いております」
  ざわつくスタジオ。すかさずゲストの水道橋博士から、
 「日本語の誤用じゃない? NHKがオープニングから、ずっとそれやってたの?」
  と他人事のようなツッコミが入り、有働アナが「私もアナウンサーとして、どうしようかと大変ショック。大変失礼いたしました」と神妙に詫びる事態になった。
  有働アナの動揺はなおも収まらず、進行を忘れ「次何だっけ?」と聞くわ、「スゴ技Q」というコーナーのフリップの「Q」の文字を逆さにしてテレビに映すわと、ベテランアナとは思えぬ浮き足立ったミスを連発。彼女が呼びかけるはずのキャスターの名前を忘れ、1人モニターに寄りカンペを確認しに行くと、スタジオは失笑に包まれた。
  NHK広報局は、「事前にスタッフが広辞苑で調べ、現代では本来の意味から離れ『期待で気分が集中できなくなる』という意味に転用されていることを確認していました」と弁明するが、番組プロデューサーは「二度と浮き足立たないようにします」と、正しい意味合いでコメントしてくれた。
                            **********週刊ポスト2012年11月9日号**********


どう考えたって、番組構成をする側がチェックをして始めたのだろうから、全体の責任だろうが。

なぜに有働アナウンサーだけが矢面に立たされるのだ?

アナウンサーだからそのいきさつ説明や謝りが必要時には全体の代弁をしなければならないのは分かるが・・・

このニュース記事は、あたかも有働アナウンサーがこの番組を取り仕切って全体の責任があるかのように書いているし、完全に有働アナウンサーを面白がって笑いものにしている書きようである。

まぁ、週刊誌は低俗だと言いきれば同じようなものだけどね。

逆言って、それだけ疎まれる才能のある有働アナウンサーが「あれ?こんな意味だったっけ?」と発言していないところを見ると、この言葉は既に本来の意味から外れている・・・世の中の人間がそう思って使っている進化をしているのだと思う。

NHK広報局は、「事前にスタッフが広辞苑で調べ、現代では本来の意味から離れ『期待で気分が集中できなくなる』という意味に転用されていることを確認していました」と弁明・・・と言うのが、きっと今の日本の現状なんだろう。

それを見ていて番組に"いちゃもん"をつけてくる一視聴者もどうかと思うけどね

MIKANのやりそうなことだろうって?あたしゃ、オカシイと思ったって番組放送中には伝えませんよ。

番組放送中にそういうメールをするから、"いちゃもん"と言っているのだ。

意見があるなら番組が終わってから「本来の言葉の意味と使い方が違う」とNHKに伝えればいいじゃないか。

メールを送った人は自分が鼻高々になった気がしたくて送ったのだろうけどね、それは粋じゃない。

例えば結婚式の最中に花嫁さんが突拍子もない恰好をしたとしよう。

そこにい合わせた来賓(親戚でもない人)がそれを祝辞と称してたしなめたら結婚式はどうなるとお思いか?そのいちゃもんメールの御仁よ。

良かれと思って言った言葉は、番組を壊すし、結婚式を台無しにする。

良かれと思って始めたことだって、そのタイミングも必要なのだ。

その場でメールを送ってきた人は、ただ自分の満足だけ、自分を自慢したいだけなのだ。

勿論NHKの生放送だから右往左往するだろうことも狙ってメールを送っているのだろう。

番組が始まってしまってから右往左往させる・・・これこそ大人げないよ。

番組側も、有働アナウンサーにコメントさせずにいのっちに言わせりゃよかったのだよ。

「こんなメールが来ています。そうなんですかぁ、僕今ちょっと分かりませんから、後で調べて勉強してみます。分かったことを明日の放送で言わせてもらいますね。今日のところは皆さんから頂いたメールを読みたいと思います」とか。

なんのために、やんわりムードのいのっちがいるんじゃ。
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by keshi-gomu | 2012-10-30 14:15 | 週刊テレビ批評