10月6日 死んだZIPPEIをUFOキャッチャーにして儲けるな!
スーパーに置いてあったUFOキャッチャーの中を見て驚いた。
あの可愛そうな死に方をしたZIPPEIがぬいぐるみになってUFOキャッチャーの景品になっている。
8月10日にブログに書いたが、「日本テレビ系列の朝の情報番組「ZIP!」に出演していた犬のZIPPEI(じっぺい)兄弟が9日、飼い主の車内で死んだことが、10日の同番組内で視聴者に明らかにされた。 熱中症とみられる」と淡々と読売新聞に書かれていたあの悲惨な話をもう一度思い起こさせてくれた。
今年の異常な暑さの中、車の中に閉じ込められて死んでしまったのだよね。
それも、声帯を切除する手術を受けていたから吠えることもできなかったとも明らかになったよね。
悲劇と言うより、残酷物語だったZIPPEIの最期。
ブログに「犬はぬいぐるみじゃいないのよ。「痛い」の「暑い」の「悲しい」のを訴える権利がある・・・『動物』なんだよ」とも書いたけど。
本当にぬいぐるみにして商売にしている。
100歩譲って、あの衝撃の死の前に作ったぬいぐるみだとしても、今UFOキャッチャーに入れて儲けようと言う根性はどうなの?(のどもと過ぎりゃ大丈夫だろうってか?)
このぬいぐるみは使えないと判断する、そのぐらいのリスクを背負ったらどうなの、スーパーは?
特に子供相手に営業しているのだと思うが、教育上もおかしいんじゃないの?
「さあ、車の中で死んじゃったあのZIPPEIのぬいぐるみだよ。犬は人間のおもちゃだからね、どんどんZIPPEIを取って遊んでね」とでも教えるのだろうか?
ZIPPEIぬいぐるみが、心なしかこちらを見て怒った顔をしている気がする。
きっと、本当に怒っているのだよ。
UFOキャッチャーのガラスの中で、まるで兄弟が揃って人間をにらみつけているようだ。
情緒をなくした商売はしてほしくない!
by keshi-gomu | 2012-10-06 21:51 | MIKANの部屋