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6月16日  『はつ恋』のセリフ ・・・ だって、また夫に嘘ついちゃうから・・・

NHKのドラマ『はつ恋』のセリフが面白くなってきました。

保険会社の所長である青木崇高が、会社の女性藤澤恵麻と事務所で二人っきりになった時の会話だった。
女性酒井は、作り上げた書類を所長村上に確認してもらってる間の会話である。

酒井 「所長、あんまり思いつめない方がいいですよ。ほら、よく言うじゃないですかぁ。女の恋愛は上書き保存だって」
村上 「何?それ?」
酒井 「過去を引きずるのは男の方で、女は現在進行形の恋愛が全て。過去の彼氏なんて今の恋愛の肥やしなんですよ」
村上 「ふ~ん、肥やしなんだ」
酒井 「でも、でも所長よりいい男が現れたら、上書きされて消されちゃうとも言えますけど・・・」
  ・・・・・・間・・・・・・・
村上 「酒井さん!」
酒井 「はい」
村上 「一桁間違ってる!」

おもしろいねぇ、この村上所長(木村佳乃の夫、青木崇高)に言い寄る女性。
今は、全く気がないかのような村上。
多分そのうち・・・って思うよねぇ、かたくななあの村上を見ていると特に。

このセリフ、日本の常識なんですってよ。
『女の恋愛は上書き保存』するそうです。
『男はフォルダーを作って、名前を付けて保存』をするとか。
アナタはどうですか?

え?σ(^_^)?
MIKANは、どちらかと言うと男性風ですか。
上書き保存はしませんねぇ。
ただし、名前を付けて保存はするけど、フォルダーに入れないでディスクトップにそのまま。

男性の皆さん~
フォルダに入れちゃったら、奥深く仕舞い込んで忘れちゃうんじゃないのぉ?


夫、青木崇高は情熱的に描かれています。
木村佳乃一筋、まっしぐら・・・と言う感じに・・・

村上緑の父親に、急に妻緑と出会った時の思い出を話し始める。

村上 「俺の一目ぼれです。それからは、信号機の緑を見ても、茶畑の緑を見ても、白衣の豊崎緑さんの顔ばかりが浮かんで・・・・」

緑さんは美人じゃなければ成り立たないですねぇ、このセリフもこの現象も。

恋は盲目とも言うけれども・・・
信号機みても茶畑見ても「緑」を思い出すなんて・・・
まっしぐら過ぎて・・・怖いっ。

と、夫村上が真剣に緑を愛し、緑のちょっとした変化に気がついたかつかないか・・・
気がついていても自ら否定をしているのか・・・
情熱的な村上を、一途な夫を、ちょっと怖さを込めた役だからこそ、青木崇高の配役なんでしょうね。


そんな中、当の主人公緑は、もとの恋人三島、伊原剛志に会いに行く。

緑  「私、もう本当に大丈夫ですから、先生がいなくなっても。遠くへ行ってしまっても。もう、二度と会えなくても・・・・その方がいいんです」
三島 「どうして?」
緑  「だって、また夫に嘘ついちゃうから・・・」

段々、佳境に入ってきたのでしょうか。
セリフも意味深なものばかりになってきましたよ。

伊原剛志がだんだん優しくなってきて・・・・
青木崇高の疑惑がだんだん大きくなっていく・・・・
木村佳乃の揺れ動く心の葛藤・・・・・

       「だって、また夫に嘘ついちゃうから・・・」 

告白にも聞こえます。

ああ、『はつ恋』から目が離せません。
     

「あなたのはつ恋」は名前を付けて保存をしていますか?
フォルダに保存をするにしても・・・
共有フォルダに入れるのはやめた方がいいようです。

by keshi-gomu | 2012-06-16 23:13 | 週刊テレビ批評