6月8日  『はつ恋』の行方

初恋は尾を引くものなのか・・・


NHKの『はつ恋』は、ドラマの味が出てきた感じがする。

あの高校生役の2人が今時の子供過ぎて違和感があるのだとやっと分かった。

若い俳優は今時の子供に違いないのだから、それを捨てろと言うのはそりゃ無理だけどね。

無理だけど、彼らの役どころは、主人公の時代を遡った昔の高校生の話・・・

今時の子供じゃおかしいのだよ。

しかし、今回第3話には、のめり込んでしまった私。

思えば今回その高校生の出番場面が少ないので、大人のドラマに仕上がっているのだ。

そう、伊原剛志と木村佳乃の2人が見せてくれ始めたのだ。

いいねぇ。


初恋が大人になっても実を結ぶのは美男美女だからなのか。

竹山の「腹は出てたか?頭は薄くなってたか?」のセリフが、妙にドラマにリアル感を込めていた。

このセリフはあの美男美女が演じるドラマとボーっと見ている我々視聴者の現実との狭間のセリフなような妙なリアル感だ。

先日「流石NHK、フジテレビがやりそうな華やかさではなく・・・」と書いたが、どうしてどうして。

パリに帰国寸前の三島君に電話でつながるドリ。

パリでの立場を投げ打って、ドリの所に駆け付けようとするスーパードクター。

なかなか、やってくれるじゃないか・・・の演出である。

癌、再発、恐怖・・・・嫉妬、疑惑・・・・不安・・・・郷愁・・・・

病気再発の恐怖から救ってほしい主人公。

不安から逃れるために飛び込みたい夫の胸に嫉妬の炎が灯ってしまった。

恐怖を救ってくれる逃げ場がはつ恋の人の温かな安らぎ。

リアル現実のような皮肉なストーリー展開・・・だろうか?

ドラマの仕立て方も考えているのかね。

優しい夫から刺々しい夫に変わっていくその傍らで、冷たいスーパードクターが昔の微笑みさえ見せる初恋の人へと変わっていく姿を見せつけるストーリー展開なんだろう。

今後も目が離せない『はつ恋』の行方。

しかし、伊原剛志はいいねぇ。

竹内結子のちゃらちゃら感と違って、木村佳乃はどっしり存在感ある芝居を見せてくれるねぇ。

今、ちょっと2人気に入っています。

     ※世の「緑さん」が、「ドリ」と言う愛称で呼ばれるのが流行ったりして・・・
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by keshi-gomu | 2012-06-08 00:08 | 週刊テレビ批評