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5月12日  映画『テルマエロマエ』を観てきました

お友達と、映画『テルマエロマエ』を観に行きました。
先ずは、腹が減っては・・・なんとやら・・・で、ランチをいただくことに。
スペイン料理のホリデーランチです。
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「ポーククリーム煮」パンも食べ放題でコーヒーつき。
スペインに行きたくなりました。

漫画の『テルマエロマエ』が、映画になると聞いてこの日を待ちわびていました。
あの、空気感をどのように描くのか・・・
ローマの重厚さをどのくらい描けるのか・・・
阿部寛はどのくらいローマ人ルシウスになりきれるのか・・・

阿部寛のローマ人が、どんどん過去のドラマを思い出させてくれます。
「ドラゴン桜」「チーム・バチスタの栄光」「新参者」「トリック」・・・
あの、驚きの表情が・・あのポーカーフェイスの表情が・・・「ああ、あの時の阿部寛だ」と。
それが、ちょうど、この漫画の非現実に現実感を持たせた部分なのかもしれません。

タイムトラベルなんですかね、あの排水溝のつながりは。
排水溝は「全てローマに通じている」ってことなんですね。

濃~い顏の俳優をたくさん集めた中でも、ハドリアヌス皇帝役の市村正親が大好きです。
思っていた通りの、やはり舞台調の演技で、「市村正親はこうでなきゃ」って感じです。

上戸彩は、漫画家志望、結局『テルマエロマエ』を書き上げるのですから、原作ヤマザキマリってことのようです。
寝ずに勉強すると、古代ローマの言葉が自由にしゃべれるようになる天才です。

漫画の世界より映画の『テルマエロマエ』は、迫力を持たせていました。
映画館に足を運んだ客に、がっかりさせない配慮でしょうね。
監督、武内英樹の世界観。
日本人そのものが好きなんですね、描いているのは世界の中の日本人って感じ。
逆に言って、世界を描ききれない、どこまで行っても日本人の殻が破れない可愛さがあるかな。
『のだめカンタービレ』の味に似ています。

by keshi-gomu | 2012-05-12 21:13 | 芸術シアター