3月8日 3.11に向けて『防災グッズ』を売り出すスーパー、せこくない?
あの震災からもうすぐ1年が経つ。
悲しい辛い思いをいっぱい見て聞いて心が痛かった1年だった。
液状化に騒いだ、計画停電に騒いだ、それでもMIKANのいる千葉は比較的被害が少なかった方だった。
色々な思いを忘れてはいけないと思う1年だった。
だが!
今、スーパーで当たり前のように『防災グッズ』のコーナーが出来、不安を煽って売り出している。
そんな商法、許されるのか?
日本中、まだまだ心が癒えない時期じゃないだろうか?
1年が過ぎるその日に、逆にスーパーマーケットは人々に『防災グッズ』をプレゼントしたらどうなんだろう!
小さな『乾パン』でもいいじゃないか、1本の『水の缶』でもいいじゃないか。
あの震災を忘れないように・・・
日頃から逃げ道を考えよう・・・
などと一言書かれたちょっとした『防災グッズ』を手渡すくらいのことをしたらいいのだ。
それを見て防災への備えを考え出した人々は、自ら買い物を始めるはずさ。
さらに、『防災』に対する商品を常に手に入れられるコーナーは常時設置しておくべきなのだ。
その時だけ不安を煽って商品を売ろうとするより、常設売り場があるスーパーマーケットが3.11の日には「皆さまがより安全なように」と、ちょっとしたプレゼントを消費者へ贈る方がよっぽど”アキンド”というものさ。
せこさが見える商法はやめてほしい。
2011年3月15日に我が社の食堂に自発的に置かれた『おにぎり』です。
あの時って、日本中がこんな気持ちだったのですよ。
思い出そうよ。
by keshi-gomu | 2012-03-08 00:08 | 今日のデキゴト