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3月7日  『純喫茶』と『喫茶店』の違いは何?

中学生くらいの頃。
巷の看板に、『喫茶店』とある店と『純喫茶』とある店が存在していた。
同じ喫茶店で『純』の文字がつくものとつかないものの区別がつかなかったので、母に質問したことがあった。

「あれはね、戦後(昭和20年後)、食料不足になってね、コーヒー豆が品薄になったのよ。その時、色々な代用品が出回ったのね。大豆を炒って作った飲み物をコーヒーとして売っていた人もいたの。だから、本当のコーヒー豆で抽出したコーヒーを出す店が「うちは純粋豆のコーヒーを出してます」と『純喫茶』と名付けたわけ」
と答えが返ってきた。

もっともらしい・・・らしい・・・
もっともらしいでしょ?
なので、つい最近まで本当に信用していた。

実際は、明治の後半あたりから『カフェ―』と呼ばれるお酒を扱って女給さんたちがいた店が始まりで、それが昭和初期になって『喫茶店』と呼ばれるようになったらしい。
今のバーやらスナックやらのもっと過激なものと考えればよいのだろう。
私の生れる前あたりから、そういう過激喫茶店の取り締まり(喫茶店だけじゃなく過激なものの取締り)が始まりだんだん姿を消していったとのことだ。
それと並行して、本当に現在の喫茶店、コーヒーや紅茶、ジュースと言った酒を扱わない喫茶店も現れていた。
そこで間違われたくない店が「うちは酒を扱わない純粋な喫茶店です」と言うことで『純喫茶』と名乗ったのだった。

母は、本当にもっともらしいことを言ったもんだ。
父に聞いたらよかったのかな?

父だったらなんと言ったろう?
「『純喫茶』は純子って女性が始めたんだよ」くらいなものかな?
で、私のツッコミが「田村ジュンコ?」ってね。(コシノじゃないとこが難しいでしょ?)

MIKANの中学くらいの時は、まだ混在期だったのか、なごり時代だったのか。
両方の看板を見かけたものだった。
その頃、マックの第一号店も出来ていて、我々はファーストフード店へ行くのが主流となっていったけどね。
それでも喫茶店に入る時は、どこに入ってよいか悩んだものだ。
『喫茶店』と書いてあるフルーツパーラーみたいな店もあったし、『純喫茶』と書いてある店内が真っ暗の店もあった。
そうそう、御茶ノ水駅前のマクドナルドのすぐそばだったか・・
一度『純喫茶』と言う店に入ったら今の流行りの居酒屋みたいに個室に分かれていたことがあった。
友達と「なんだか落ち着かないね」と言って、すぐに出てきてしまったのを覚えている。
それ以来、MIKANとその友達は、『純喫茶』は「なんだか変な店」とのレッテルを貼ってしまったけ。

『カフェー』が『純喫茶』になり、『喫茶店』に名が変わり、今はカッコイイからと『カフェ』と呼ばれる店も登場している。
時代は巡るったって、似たような名前の付けすぎじゃて。

あれ?なんでこの話になったんだったっけ?
そうそう、「津田沼駅前の喫茶店に行ってサンドイッチを食べたよ」と書きたかったのだった。
この店に行くと決まってこれを注文する。
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コンビネーションサンドイッチ。
下の段が「スモークサーモンのサンド」で、上の段が「ローストビーフのサンド」になっている。
この脇に添えてあるピクルスも美味しいのだ。
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友人宅でそれぞれが何か持ち寄り少人数パーティーを開くと言った時があった。
MIKANは自分で何かを作るのが面倒なので、このコンビネーションサンドイッチを7皿分箱に詰めてもらって持って行った。
すると、好評で5分であっという間に完食となった。
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そして、飲み物はバナナのフレッシュジュースをオーダーする。

30年以上味が変わっていない、大好きなメニューである。

by keshi-gomu | 2012-03-07 18:03 | おもいでほろほろ