1月28日 映画『マイ・バック・ページ』
DVDを4巻で1000円の声に刺激され借りてきた『マイ・バック・ページ』。
「1週間あるんだもの」なんて呑気に構えていたら、7泊8日と言う期間は、あっという間でこの3巻目にしてgive upとなりました。
『マイ・バック・ページ』は、確か去年作成された映画です。
週刊誌の記者になった若きジャーナリスト『妻夫木聡』の目を通じて1968年から1972年あたりの時代を描いた映画でした。
赤邦軍リーダーと名乗る活動家『松山ケンイチ』とのやり取りが軸。
ん~、なんとなく言いたいことは分かるけど、この『妻夫木聡』と『松山ケンイチ』を使い切れていない感じの映画です。
両役者とも、若さあふれる人間を熱演しているところは、流石ですが、二人を起用してそれを感じさせただけで終わっている作品だと思います。
NHKの大河ドラマ役者を連れてきたかっただけなの?
それならNHKの使い方の方がまだ上手だった。
スクープを取りたい熱血の若きジャーナリストだけとしか感じられない『妻夫木聡』なんてつまらない。
『松山ケンイチ』に、活動家になりきれない葛藤の末殺人犯とされていく人物を描かせるだけなんて、それこそ『デスノート』や『銭ゲバ』くらいしかできない役者として配役しているのでしょう。
俳優の起用ミスと演出の下手さが前面に出すぎて内容を殺している感じです。
「最後のシーンがどこだったの?」「あれ?私、寝ちゃったの?」何度も何度も巻き戻して見てみましたがなんだか分からずに終わってしまいました。
映画のつまらなさもさることながら、DVDはおまけで借りてきてはいけませんね。
見たいものを借りてこなきゃ。
結局全然開きもしないで返却してしまった映画1巻が・・・気になって、気になって・・・
そのうちまた借りてくるんでしょうかね。
◎タヤ商法に引っかかっているMIKANです。
『あがた森魚』かぁ。
by keshi-gomu | 2012-01-28 20:28 | 芸術シアター