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7月26日 なぁんだ、蝉鳴いているじゃない

朝、仕事に行こうとして、足が痛く動けなかった。
しかたない、今日は病院経由で会社に行こう。
勝手にルート変更。
昼までに会社に行くことにした。

病院に行ったと言えども・・・
「どうですか、その後?」
「今日とても痛くて、動けないんですけれど・・」
「あ、そうですか」
とのやりとりを先生がカルテという題名のメモ用紙に記入するだけなのだが。
その瞬間は治った気になるのだからMIKANも単純な人間である。

テレビでダイエット番組を見ただけで、その瞬間に痩せた気になるMIKANだもの、
さもありなん・・である。
(スナック菓子を頬張りながら番組を見ていて、痩せるわきゃないのにね)

そんなこんなで、そろそろ御膳・・じゃなかった、午前11時。
遅くなったけれど、仕事に向かおうとバスに乗った。
暑い照り返しの時間帯、うっそうとした山道をバスが走る。
ははは、そこまで田舎じゃないかぁ・・・
信号でバスが止まった。
ふと、耳にあの懐かしい鳴き声が響いてきた。

「あ、蝉が鳴いてるじゃないのぉ」

そうなのである。
朝早く黙々と通勤をし、夕方日暮れと共に岐路につく生活を続けていて、蝉のライフスケジュールとすれ違っていただけのようだった。
暑い日中こんもりとした木々の中なら、千葉の街道脇でも、蝉の大群は鳴きわめいているのだった。

「やっぱり、蝉が鳴くと夏って気がするなぁ」
単純MIKANは、千葉の田舎道で子供時代の夏休み気分に浸っていた。

バスは終点海浜幕張駅に到着。
蝉の声も聞こえないただただ照りつけるアスファルトが眩しい。
「さ、午後は仕事だ」
現実に引き戻されるのもあっという間だ。

by keshi-gomu | 2011-07-26 17:15 | 自然百景