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1月31日 どこか間違ってない

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バス停でバスを待っていました。
当たり前ですけどね。
バス停で馬車は待たないし…
またそういう事を書くか…MIKANは。
もう一度、初めから。

バス停でバスを待っていました。
相変わらず駅前の舗道は駐輪自転車の波です。
必然的に歩く部分の狭くなった舗道を、向こうから勢いよく自転車が走って来ました。
高校生くらいの男の子です。
その子を思いのまま行かせてやろうとするわけからではなく、周りの人達はただただ自分のケガを恐れて自転車の行く手を空けてやります。
こうしてこの高校生は、自分の辞書に「舗道は自転車で猛スピードで走り抜けるべし」とインプットするのでしょう。
高校生の自転車はかなりのスピードで人波を縫って行きました。
蛇行走行をしながら、気分は得意げなのでしょうか?
そのまま美しく車道に流れ出ようとしたその時でした。
なんとバス停の傍の駐輪自転車に引っ掛かったのです。
高校生の体勢が崩れました。
しかし、ここでスピードを緩めたり止まったり、ましてや転倒でもしようものならあの辞書に書き込んだ一文が消え失せてしまいます。
高校生は意地で力任せに走り抜けました。
崩れた体勢を戻しつつその湾曲パワーを利用して車道に曲がり抜けて行きました。
きっと辞書にもう一文を書き加えている事でしょう。
「俺の運動神経を見るがいい」
カースタントマン気分の高校生に引っ掛けられた駐輪自転車は、一台だけ勢いよく倒れました。
元々自分だけでは立っていられない様な、自立心のない不安定グループの自転車でした。加えて、運の悪い事に一台が倒れるだけのスペースがありました。
半分隣の自転車に絡まりながら、無惨な姿で舗道に倒れた自転車。
彼に心の辞書があったら…「僕はこうして夜までご主人様を待つのかなぁ」と書かれた事でしょう。
その自転車に向かって、一人の中年女性が近づいて来ました。
あまりにタイミングよく近づいて来たので、倒れた自転車を立ててやろうという考えなのに違いないと勝手に思いました。
彼女は自分の自転車を押してそこにやって来ました。
そして、一台が倒れて出来た車輪の幅分のスペースに自分の自転車を無理やり押し込みました。
スタンドを立てて鍵をして…見つけにくい駐輪スペースを強引に確保したのです。
これまたタイミングよく、彼女は携帯電話で話し出しました。
呼出し音は聞こえませんでしたけどね。
(決してマナーモードにするようなタイプには見えません)
あの会話が、お芝居だったらますます怖い…それを確認出来ないほど早足で彼女はその場を去って行きました。
彼女の辞書には「物事やった者勝ちよ」と刻まれた事でしょう。

何かどこか間違っていませんかね〜?それぞれの心の辞書に書き込まれた、それぞれの勝利宣言。
それを黙って傍観しているMIKANもどうなんでしょうね。

by keshi-gomu | 2010-01-31 03:06